数あるサイトの中から、当ブログ選んでもらってありがとうございます。
今回は、老後に理想のライフスタイルを手に入れたい方のため、iDeCo(イデコ)について紹介していきます。
この記事は・・・
iDeCoってなに??
iDeCoは知ってるけど、どうやったらいいの??
老後はゆっくり、いろんなところに旅行したい!!
こんな方のために書きました。
年金2000万円問題は結局、人それぞれという記事を書きましたが・・・
ぶっちゃけ!老後資金は欲しいですよね??
人生100年時代ですから、老後生活は思ったより長いです。
iDeCoは、そんなあなたのサポーターとなってくれる、年金制度です。
この記事を読めば、iDeCoに一歩足を踏み入れたくなり、iDeCoを知らない人に大きな差をつけることができるでしょう。
ちなみに、覚えなくていいですが、iDeCoって個人型確定拠出年金といいます。
目次
1.iDeCoってなに??
簡単に言うと、iDeCoとは・・・
「自分で金額と商品を決めてつみたてる年金」です。
さらに!!
iDeCoを使って年金をつみたてた人には、「国が税金を安くしますよ。」という大変ありがたい制度です。
ここまでを理解してもらえれば、ほぼOKです。
このあと、メリット・デメリット、を紹介しておさえておきたいポイントを紹介していきます。
※以下、補足です・・・。
年金と言えば、まずは「国民年金」ですよね。国民年金も優良制度です。
この国民年金で足りない部分を補うのが、個人でつみたてる年金です。
しかし・・・
次の選択肢で、保険会社の個人年金に入ってる人はいませんか??
保険会社の個人年金は、加入した時点でアウトです。
加入してから受取金がプラスになるまでの期間がとても長い。
最初に高い手数料を回収していくからです。
しかも、掛け金の~%増えて返ってきますと言いながら、つみたてた年数が長いわりに、たいして増えてません。
わりにあわないというやつです。
ちなみに、途中で解約してしまう人も多いそうで、結局、保険会社が儲かるようにしか設計されてないんですね。
そこで、国民年金の次の選択肢にしてもらいたいのが、iDeCoです。
2.iDeCoのメリットは??
iDeCoには以下のようなメリットがあります。
- 毎年の税金が安くなる
- 資産運用なのに、運用で得た利益に税金がかからない
- 受け取るときにも税金が安くなる
かんたんに解説すると・・・
①毎年の税金が安くなる
楽天証券のわかりやすい図をご覧ください。
毎年の年末調整のとき、iDeCoで年金をつみたてていると、
1年間つみたてた全額分の税金が安くなります。
保険会社などの、生命保険や個人年金も税金が安くなりますが、上限があって、それを超えるといくら払おうが同じです。
まあ、そもそも、生命保険や個人年金自体、不要な質の悪い商品である場合があるので、iDeCoとは比べられません。
②資産運用なのに、運用で得た利益にも税金がかからない
iDeCoは資産運用なので、定期預金や投資信託でつみたてます。
ふつう、定期預金や投資信託から利益を得ると、ふつうは約20%の税金がかかります。
下がイメージ図です。オレンジ部分が利益になります。
10万円儲けると、約2万円は税金で持っていかれる計算です。
でかいですよね。
でも、図のように、iDeCoは運用の利益にも税金がかかりません。
iDeCoは長期間投資するので、利益が多ければ多いほど、税金がかからないというメリットは、破壊力が大きくなります。
③受け取るときにも税金が安くなる。
年金なので、もちろん60歳以降でつみたてたお金を受け取ります。
受け取るときは、年金として毎月もらうか、一時金として一括でもらうか(もしくは両方)選択できますが、受け取るときにも税金が安くなります。
このように、メリットだらけのiDeCoですが、もちろんデメリットもあります。
3.iDeCoのデメリットは??
iDeCoのデメリットは・・・
- 毎月5千円の投資資金がないと始められない。
- 60歳まで引き出すことができない。
- 職業によって掛け金に上限が違う。
ではひとつずつ解説していきます。
①毎月5千円の投資資金がないと始められない。
そもそも月5千円の余裕がないと始められません。
iDeCoは毎月5千円からしか始められないからです。
月5千円の余裕がないという方は、携帯料金や保険を見直しましょう。(別記事に書きました。)
②60歳まで引き出すことができない。
保険会社の個人年金と違って、60歳まで引き出すことができません。
見方を変えると、メリットにもなりますが・・・。
いわゆる、急にお金が必要になったときでも、解約することはできないんです。
メリットが大きい分の反動ですかね。
ちなみに、保険会社の個人年金を途中で解約される方は、けっこうおられるそうです。
③職業によって掛け金に上限が違う。
このようになっております。
余裕があるからといって、いくらでもつみたてられるわけではないということです。
4.iDeCo加入のポイントは金融機関
それでは、加入の際の大事なポイントを押さえましょう。
大事なのは金融機関です。
iDeCo口座が開設できるのは、証券会社、銀行、保険会社と数が多いので、d子を選ぶか迷います。
選ぶポイントは2つです。
- 毎月の手数料
- 運用商品
①毎月の手数料
なので、どこを選んだらいいの??ってなると思います。
選ぶポイントは、月々の手数料です。
最低が毎月171円、最高が524円とかなり差があります。
長期間つみたてるため、数百円程度とバカにしていてはいけません。
171円×12か月×30年間=6万1560円
524円×12か月×30年間=18万864円
老後の1回分の旅行代金ぐらい違ってきます。
ぜひ安いところを選びましょう!
②運用商品
各金融機関で、扱っている商品が違います。
また、商品は2種類あります。
- 元本は確保される定期預金や保険商品(掛け金が減ることはない)
- 元本保証のない投資信託(掛け金が減ることもある)
基本的に、元本確保型の定期預金や保険商品はおすすめできません。
お金が増えないからです。
あと、メリット②の利益に対して税金がとられないという部分が、ほぼなしになります。
ここはやはり、元本保証はないけど、これからの経済の恵みを得ることができる、投資信託がおすすめかと思います。
あなたが求める運用商品がある金融機関を選びましょう。
求める商品が決まってない場合は、以下がおすすめです。
5.iDeCoのおすすめ商品
ご参考に、人気があり手数料も安い投資信託を3つ紹介します
ちなみに、わたしも口座を持っている、SBI証券で購入できます。
①eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
日本を除く、世界40か国以上にまとめて投資できる投資信託です。
ただし、今急成長中のアメリカが約60%をしめてます。
グラフどおりのパフォーマンスです。
あれ??右肩上がりになってない??と思うかもしれませんが、これはコロナショック後の2020年5月時点です。
現在、2021年1月時点での基準価額は、1万3千円を超えていて、ちゃんと右肩上がりに伸びてます。
②eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
特徴は、いろんな国の株式と、株式以外の資産にも分散して投資しているところです。(国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・先進国の不動産投資信託)
最大のメリットは、「安定感」じゃないでしょうか。
株式以外の安定した資産に投資することで、利益は抑えられるものの、大きくマイナスになることも少ない投資信託です。
より安全に投資したい方におすすめです。
グラフの青線が②の投資信託ですが、8資産の赤線の方が上下幅が少なく安定して右肩上がりになっているのがわかります。
③eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
アメリカの代表企業500社(アップル、マイクロソフト、Amazonなども含まれます)で構成される、S&P500指数と連動するように設定されている投資信託です。
いわゆる、今勢いのあるアメリカの、代表的な企業500社の詰め合わせセットに、投資をしているイメージです。
ちなみに補足ですが、詰め合わせセットというのが投資信託のメリットで、複数に分散して投資しているため、たとえ1社が倒産しても影響が少ないんです。
画像の青線がS&P500指数で、右肩上がりに株価が成長しているのがわかります。
そして、これからも成長が期待されているため、人気が高くなっています。
以上、iDeCoについて紹介してきました。
あなたが、老後の理想のライフスタイルを手に入れるため、iDeCoの検討をしてもらいたいと思います。