あなたは知らないうちに、毎月数万円お金を奪い取られているかもしれません。
貯金をできるようになるには、固定費を見直すことです。
固定費とは、生活費から毎月必ず持っていかれるお金です。
例えば・・・
- 通信費(携帯電話代など)
- 保険
- 住宅ローン
- サブスクサービス
これら固定費を見直せば必ずお金が貯まります。
この記事を読むことで、家計簿を付けることなく、支出を減らすことができ、今よりもっと貯金ができるようになります。
目次
まず、なぜ固定費なのか??
上にも書いたように、固定費とは、毎月必ず持っていかれるお金です。
固定費は、見直してみると、意外に高額なんです。
しかも、自動で支払われているため、お金を持っていかれる感覚がない。
そして、自動で楽なため、いまさら見直すと手続きがめんどくさそうで、どうしても見て見ぬふりをしてしまいがちです。
なのに、貯金をしようとすると、なぜか頑張って、食費や光熱費を削ろうとして、「節約」をしようとします。
そのために家計簿を付けたりするんですが、家計簿はめんどくさいし、節約はメンタル的にきついです。
しかも、毎月変わる食費、光熱費などは削る努力に対する効果が激薄で、なかなか支出は減らず、長続きしない。
だから、固定費を見直そうということです。
見直した額が小さくても、毎月、毎年になれば大きな額になります。
本当のお金持ちは、数百円でもムダなお金は使いません。お金が入ってきても、生活水準を変えず、ムダなものにもお金は使わないから、どんどん資産が増えていくのです。
お金持ちは節約ではなく倹約をします。倹約とは、必要なものにはお金をかけるけど、不必要なものには、一切お金をかけないという考え方です。
固定費を見直して、あなたもお金持ちへの一歩を踏み出しましょう。
わたしがやった固定費見直し3つ
わたしがやった見直しは・・・
- 通信費
- 保険
- サブスク
なぜこの3つなのかというと、見直しやすく効果が高かったからです。
実際、月額でどれほど効果があったの・・・
- 通信費(携帯電話料金夫婦2人分、Wi-Fi) 約27,000円 ⇒ 約1,0000円
- 保険(夫婦2人分) 約30,000円 ⇒ 約8,000円
- サブスク(夫婦2人分)約2,500円 ⇒ 約1,000円
ということで、月額約40,500円ほど浮いちゃいました。
年額にすると50万円弱になります。大きいですよね。
ちなみに、サブスク料金だけだと月1,500円ほどですが、年額18,000円になります。
少ないと思った方はお金持ちにはなれないかもしれません。
ざっくりですが、例えば投資の配当金は、優良企業でも年率3~5%です。
年18,000円の配当金を受け取るに、約40万円~60万円の投資資金が必要です。
それぐらいの投資資金がありますか??
ですから、月額1,500円はバカにならないんです。
では、次からは簡単に私がどのように見直したか解説します。
ですが、ひとつひとつを詳しく解説すると長くなります。詳細は個別に記事にしたいと思います。
ちなみに・・・
住宅ローンの見直しは、「モゲチェック」というサイトが良くスムーズに診断してもらえました。が、すでに借りている銀行と比べて、借り換えメリットが少ないという診断で現状維持となりました。
すでに住宅ローンについて考えておられる方は、活用してみるといいと思います。
通信費の見直し
結論から言うと、携帯電話を格安SIMにしました。
たったこれだけです。ちなみに楽天モバイルです。
楽天モバイルの魅力は別記事で。
格安SIMというと、最近は認知されてきていますが、まだまだ利用率は低いようです。
わたしからすると、なぜ格安SIMにしないのか意味がわからないというレベルですが・・・。
もちろん、格安SIMへ変更するときは不安だらけでした。
- わたしの住んでる地域でつながらなかったらどうしよう・・・
- 通信速度が遅かったらどうしよう・・・
- 無料通話時間短いよな(以前の楽天モバイルは10分かけ放題)・・・
- 本当に料金やすくなるの??
- 解約料金高いなあ・・・
しかも、元の大手キャリアへ解約の電話かけたら、しつこく解約しないようにメンタルを揺さぶってくるし。
ですが、これらの心配は全て意味なかったです。一言でいうと、格安SIM最高。
電波状況もいいし、通信速度もほぼ気にならない、通話はかけ放題とLINE電話で問題なし、料金めちゃくちゃ安くなるしいいことだらけ。
もちろんデメリットもありますが、夫婦で使ってほぼ不満はありません。
もし、今携帯料金高いなあと感じている方は、ぜひおすすめです。
保険の見直し
まだまだ知らない方が多いと思いますが、あなたの保険は払いすぎです。
毎月いくら保険料を払っていますか??
毎月5000円以上は払い過ぎと言われています。(自営業の方は該当しません。)
わたしも入社してすぐに、当たり前のように保険屋さんが職場に来て、1万5000円ぐらいの保険を契約しました。
何も考えずに・・・あの頃に戻りたい・・・
なぜ払い過ぎなのかというと、日本は公的保険が充実しているからです。
- 国民皆保険のため医療費の自己負担が3割
- 高額療養費制度によって、一定の限度額を超えた医療費は戻ってくる
- 会社勤めの人が、病気やけがで働けなくなったときは傷病手当金がもらえる
40歳以上になれば、介護保険料も支払う必要があります。
いわゆる公的保険のお金を払っているから、何かあれば保証が受けられるのに、さらに民間の複雑で高い保険に加入しているのです。
家計が苦しいはずです。
病気になった場合、保険で得をしようと考えていませんか??
わたしの周りにはいます。もちろん自分もそうでした。
保険はいいものだと言っている人は、たぶん病気になった時に保険料をたくさんもらえた人だと思います。
もらった時には得した気分になるかもしれませんが、実際、その方の支払ってきた保険料はもっと莫大です。
そして、あなたのもとに返ってこない保険料は何に使われていると思いますか??
保険屋さんのCM、ビルの大きな看板、保険屋さんのお給料になっています。
大きな民間保険会社と保険のセールスマンが多いのは、あなたのおかげです。
ある書籍によると、民間の保険料の2~6割が手数料なんてことが書いてありました。実際、セールスマンは手数料は教えてくれませんよね??
だいたい、セールスマンは全てファイナンシャルプランナーじゃありません。
知識のある方もおられるとは思いますが、とにもかくにもノルマをクリアしないと働き続けられないわけです。とすると、おのずとダメ商品でも売りますよね。
わたしたちに必要な保険は・・
- 生命保険(死亡保障)
- 火災保険
- 自動車保険(対人、対物)
いわゆる、「めったに起こらないけど、起こった時には影響がバカでかい」ものにだけ保険が必要です。
また、生命保険は家族を養っていれば必要ですが、独身であれば必要ありません。
保険についてはまた詳しく解説しますが、とにかく払い過ぎです。
保険料を減らして、減らした分で贅沢せずに貯金しましょう。
サブスクの見直し
サブスクとは最近流行している月額課金サービスです。
これはおまけみたいなものですが、だらだらと契約しつづけているものはありませんか??
わたしが入っていたのは・・・
- AppleMusic(音楽配信サービス):夫婦2人で約1500円
- Hulu(動画配信サービス):約1000円
これを・・・
Amazonプライム:夫婦で約1000円に変えただけです。
で、サブスク代は1500円安くなりました。「
Amazonプライムは、月額500円です。
サービス内容は・・・
- プライムビデオ(動画配信)
- プライムミュージック(音楽配信200万曲)
- プライムリーディング(書籍読み放題)
- Amazonフォト(写真容量無制限保存)
などなど、他にもまだまだ特典付きで月額500円です。
安くなって本も読めるし、わたしにとっては大満足でした。
最近はいろんな月額課金サービスがあってびっくりです。
まずはムダな月額課金はやめましょう。
そのうえで、自分の生活を満足させるサービスに乗り換えてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
貯金するには、固定費を見直しましょう。
ムダな支出を減らせる効果が大きいからです。
そして、減らす前に生活できていたのだから、減らした分は貯金に回せます。
食費、光熱費を削ってストレスをためる必要もありません。
多少手間はありますが、最初だけで、ほぼノンストレスです。
逆に貯金が増えてうれしくなります。
まずは・・・
- 通信費
- 固定費
- サブスク
を見直してみましょう。特に①と②は効果絶大です。
そのほかにも、一度通帳やカード利用明細などを確認して、ムダに使っているものがないか見てみることをお勧めします。
わたしもつい最近、なぜかAppleのストレージ拡張プランに加入していて、月額400円を失っていることに気づきました。
ここからは余談ですが・・・大事なことです。
このような話をしても、ほぼやりません。
実際にやってみる人は、10人に説明して1~2人ぐらいです。
人間には恒常性バイアスがあります。
つまり、今の状況が慣れて心地よいため、変化をするには勇気が必要で、ストレスがかかります。
で、頭でわかっていても「ま、いっか。~~だし。」と何かと理由をつけて、心地よいところに戻ろうとします。
確かに、今から変化をするには勇気がいるかもしれませんが、一歩でも踏み出せば数年後に大きなリターンとなって返ってきます。
実際やるのは10人に1人~2人なら、行動した人が勝ちです。
資産運用を一緒に成功させましょう。